足つぼ・足裏つぼ押しの方法
親指や人差し指の腹を使って足裏つぼを指圧します。
力が足りない場合は、両手の親指を使うとより圧力が増します。
皮膚の硬いつぼの部分には、握りこぶしを作って、指の関節で押すのも効果的です。
足裏の皮膚の固い部分や力を入れたいつぼには、市販の「つぼ刺激棒」やボールペンを使用するのも良い方法です。
片方の足つぼだけを押すのではなく、両足に同じ足つぼがある場合は、両方の足つぼとも刺激してください。
最初から強く刺激せずに、だんだん力を加えるようにしましょう。その人の体に合わせて力を加減することが必要です。
指圧をすることで老化防止にもなります
指を使うことで、脳の働きが衰えにくくなるといわれます。
指圧でよく使用される親指は、中指骨が一つ不足しているので、他の指より太くて短いのが特徴です。
その分親指の骨は太く、筋が多く付いていますから、力強くて多くの視覚神経が親指の頭に集中しているのです。
指圧で親指を使うことで(他の指や関節も使用しますが)指先が刺激され、知覚神経が鍛えられて、老化防止になるのです。
そして指だけではなく、上体を動かしたり、姿勢を変えたりと、体を動かすのでほどよい運動になり、体が温まって血行も良くなり、元気になれるのです。
指の腹を使う足つぼ指圧方法
親指の腹で足つぼを刺激する方法です。指先を使わずに、指の腹で押します。
このつぼ指圧方法は簡単で、広い範囲に使えますので、是非最初に覚えてください。
- 床に座って、両手で足を持ちます。
- 左手で足を安定させ、右手の親指以外の指で足の甲を支えて足裏つぼを指の腹で刺激します。
- 強い力を加えたいときは、左右の親指でつぼを押すと良いでしょう。
親指の先を使う足つぼ指圧
このつぼ指圧方法は簡単で広範囲で使えるので是非覚えておきましょう。
- 親指を90度に曲げて、親指の指先で足つぼを刺激します。このとき親指の関節を90度に曲げるのがポイントです。しっかりと曲げてください。
- 親指以外の指で足を安定させ、手で足を包み込むので足全体のマッサージ効果もあり、温められることで足の血行を促進させてくれます。
指の関節を使う足つぼ指圧
- こぶしを作ります。固くにぎりましょう。
- 人差し指か中指のどちらか一方の関節で足つぼを刺激します。
指より強い刺激を与えることができるので、かかと部分などの皮膚の硬い足つぼに効果的です。
また、関節で足つぼをこすることもできます。
指でこする方法足つぼ指圧
足つぼに刺激を与える方法は、押すだけではありません。つぼの場所によっては上下、左右にこすることも効果的な方法です。
- 親指の腹を使ってこすります。